当時のビールの品質に満足していなかった創業者のJ.C.ヤコブセンは、新鮮な空気と澄んだ水のある豊かな地を求めて、コペンハーゲン郊外に醸造所を設立します。 その地でJ.C.ヤコブセンは低温発酵・長期貯蔵の下面発酵ビール造りに取組み、デンマークで初めて本格的なラガービールの醸造に成功しました。 J.C.ヤコブセンはこの丘の新しい醸造所を、息子の名前”Carl”と小高い丘”berg”をとってCarlsbergと名づけました。
1868年、カールスバーグは初めて輸出されます。 スコットランドを皮切りに、北欧諸国、西インド諸島と次々に輸出され、世界中に広がっていきました。 現在では世界150ヵ国以上で飲まれ、名実ともにインターナショナルなビールとなっています。
完璧主義者であり、品質に妥協を許さなかった創業者のJ.C.ヤコブセンは1875年カールスバーグ研究所を設立します。ビールの三大発明の1つである「酵母の純粋培養技術」もここで開発されました。
1876年、創業者J.C.ヤコブセンによってカールスバーグ財団が設立されます。 現在もデンマーク国内の美術館やフレデリクスボー城の維持・補修など様々な形でデンマーク文化・芸術を支える活動をしています。
1883年、カールスバーグ研究所のE.ハンセン博士は醸造過程で起こる腐敗の原因の解明に取り組み、ついに「酵母の純粋培養技術」を開発しました。この技術によって、醸造に適した酵母だけを培養し、クリーンな後味のラガービールを安定的に製造できるようになったのです。ハンセンの「酵母の純粋培養技術」は、リンデの「冷却機」、パスツールの「低温過熱殺菌法」とともに、ビールの三大発明と呼ばれています。